Vol.37【医療費助成の押印が不要に】特定医療費(指定難病)の払戻し手続きについて

Vol.37【医療費助成の押印が不要に】特定医療費(指定難病)の払戻し手続きについて

以前に医療従事者の知人から、特定疾病の還付申請で印鑑を求められた患者さんのお話をお伺いしました。
最近では行政手続きで押印が不要になっているものも増えてきていると思いますが、押印不要と思って書類を区役所窓口に持参したところ、出直すことになったということでした。体調が万全ではない中での出直しはショックでしたでしょうしお身体のご負担にもなってしまいます…

このお声を行政に届けさせて頂いたのですが、9月1日付で要綱が改正され、特定医療費(指定難病)助成制度の払戻し請求書では押印が不要になりました。
すでに区役所にも周知されており、旧様式の用紙でも印鑑なしで提出できます。
※受領委任(代理で受け取る場合)の押印は引き続き必要とのことです。

現場の声が届き、一つ手続きが見直されました。
横浜市は「行かない・書かない・待たない窓口」を目指して取り組みを進めているところですので、今後も市民の皆さまや現場のご負担が少しでも軽くなるよう、丁寧に取り組んでまいります。

しかし、旧来型で押印がかなり求められる書類も未だ残っていたりして「いや、これ要らんでしょう」と思うようなものにも時たまですが遭遇します。勿論、重要書類への押印必須なものもあると思いますが、明確な理由がないものが残っていないか時代の流れに沿って再検討していただくと良い気もします。
こうしたことを思案した事例ともなりました。